

●超音波診断装置
ARIETTA 850
当院では、超音波検査は動物医療における重要な診断機器だと考えております。そのため、富士フィルムの最上位機器『ARIETTA 850』を導入し、診断に努めております。
超音波検査(エコー検査)
超音波検査(エコー検査)とは
人の耳には聞こえない音(超音波)が、体内の臓器や血液の流れを映し出す検査です。(体内の組織に当たり反射した超音波を検出して画像化します)。臓器のリアルタイムの動きが見えたり、組織構造の評価をするのに優れています。被曝発生や痛みの心配がないので繰り返し検査が可能です。

X線撮影装置
X線検査(レントゲン検査)とは
X線を動物の身体に照射しX線が身体を通過する透過性の違いを画像化した検査です。骨や歯などの透過性の低いものは白く、肺(空気)などの透過性の高いものは黒く画像化されます。特に肺、骨の評価に有用で肺の病変、骨折、膀胱・尿管・腎結石などの検出に有用です。
被曝についてですが、私たちは普通に生活していても年間2.0mSv程度被曝しています。胸部X線1回で0.1mSv以下程度であるため、放射線の被曝に関しても基本的には安全といえます。

フラットパネル検出器
デジタルX線撮影(DR)とは
従来のX線フィルムやCRプレート(蛍光板。コンピューテッド・ラジオグラフィ[CR]で用いられる)と異なり、
DRではより高速で、高解像度、低線量で安全な画像検査が可能になりました。
当院では最高性能のDRを導入しております。

人工呼吸器
人工呼吸器とは
麻酔中や、自力で呼吸できなくなってしまった動物の呼吸をサポートしてあげる機械です。
安全な麻酔・手術の補助を行うことができます。

半導体レーザー DVL20
半導体レーザーとは
手術を行う際、止血をしたり、血管を密封することで糸を用いずに結紮する事が可能です。
従来と比べ、より安全に手術時間をより短縮する事ができます。

生体情報モニター
動物用生体情報モニタとは
麻酔中や人工呼吸中の動物の心拍数や心電図などの情報を知ることのできる機械です。
総合的に調べることで、その動物に最適な麻酔・処置などを行なっています。

ドライケムNX700
血液化学検査とは
血液化学検査の測定を行う機械です。
院内で血糖値や腎臓・肝臓・炎症などの値を迅速に調べることができます。

ドライケムIMUNNO AU10V
内分泌検査とは
内分泌検査測定を行う機械です。
甲状腺や副腎などのホルモンの数値を測定する特殊検査で、院内で迅速に調べることができます。

全自動血球計算機
血球検査とは
血液中の細胞(白血球・赤血球・血小板)の数を院内で迅速に調べることができます。

オートクレーブ
オートクレーブとは
手術などで用いる器具などを滅菌する機械です。
無菌的に手術を行うのに必要な機械です。

サージカルテレスコープ
サージカルテレスコープとは
手術で狭い視野で、繊細な差手技を行うことも少なくありません。
その際に役立ち、患部を拡大し、光を照射することでより安全な手術を行うことができます。無菌的に手術を行うのに必要な機械です。

ネブライザー
ネブライザー(吸入器)とは
ネブライザーは、お薬を霧状にし、直接鼻や気管支に届けてあげる機械です。薬を飲むよりも少ない量で治療が可能となります。

点滴器
点滴器とは
身体に点滴を行う際、点滴の量を調整する機械になります。
主に入院下で、静脈点滴をするにときに用いられることが多いです。

ウッド灯
ウッド灯とは
主に皮膚の感染症である、皮膚糸状菌症の診断の時に用いられます。感染が疑われる場合は、毛の部分が蛍光色に光ります。

眼圧計 トノペットPlus
眼圧検査とは
眼圧(眼球内の圧力)を測定する機械です。
従来の眼圧計と異なり、犬・猫・ウサギの種差による違いも設定として変えられる様になりました。
緑内障やぶどう膜炎など、眼の病気の診断の一助として使われます。

酸素濃縮装置
酸素濃縮装置とは
酸素濃縮装置は、空気から酸素以外の成分を取り除いて高い酸素濃度の空気を生成する装置です。
酸素室の酸素濃度の維持や呼吸困難になっている動物たちに吸引させる際に使用します。

手術用温風マット
体圧分散温風マットとは
手術中は全身麻酔により体温が著しく下がることが想定されます。
それを防ぐために持続的に温風を流すことで体温の低下を防ぎます。

微量点滴機
微量点滴機とは
繊細な用量調整が必要な薬剤を持続的に点滴するときに使用されます。
重症患者の集中管理ではこの機械が何台も活躍する場面が多々あります。