フィラリア予防ガイド
〜フィラリアは正しい知識と適切な投薬で、100%完全に防げる病気です〜
フィラリアとは?
心臓に寄生する寄生虫
寄生場所
心臓・肺動脈
感染経路
陽性犬から吸血した蚊が媒介
危険度
命に関わる
感染から60日で手遅れに
だから月1回の予防が必要です
0日
🦟 蚊に刺される → 幼虫侵入
60日
⏱️ 皮膚・筋肉で成長中
この間なら駆除薬で100%防げる!
60日↑
💔 血管侵入 → 駆除困難に
ここまで進むと治療が難しい
月1回の投薬が鍵!
30日ごとに投薬して、60日以内に幼虫を駆除
犬と猫で大きく違う
特に猫は危険です
犬
検査・治療が可能
血液検査で発見できる
早期発見が可能
治療法がある
駆除薬・手術など
主な症状: 心不全
咳、疲れやすい、腹水など
⚠️ より危険
猫
予防が唯一の対策
検査で見つからない
診断が非常に困難
確立された治療法なし
感染後は手遅れに
1〜2匹でも突然死
室内飼いでも感染
猫の突然死の10%が
フィラリアが原因
群馬県における予防期間
前橋・高崎周辺
5月〜12月(8ヶ月間)
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
12月の投薬が最重要!
11月に侵入した幼虫を駆除するため、蚊がいなくなった後も必ず投薬してください
ℹ️ なぜ冬(1〜3月)は予防不要?
HDU(積算温度)という指標で判断。冬の群馬は気温が低く、蚊の体内で幼虫が成長できません。
計算例(1月の群馬):
(5℃ + -2℃) ÷ 2 – 14℃
= -12.5℃
→ HDU = 0
→ 幼虫が成長できないため、感染しません
予防の3ステップ
これだけ守れば100%防げます
1
検査を受ける
予防開始前に必ずフィラリア検査を実施
(感染状態での投与は危険)
2
予防薬を選ぶ
チュアブル・スポットオン・注射・錠剤から選択
3
月1回、忘れずに投与
群馬県: 5月〜12月の8ヶ月間
(スマホのリマインダー活用)
フィラリア症は 100%予防できます
🐕 犬
5月〜12月の投薬
検査で早期発見可能
🐱 猫
室内飼いでも予防必須
予防が唯一の対策
